addsomemusic2009-07-21



 前回に引き続き今回もTHE CHARLATANSを聴いてます。今日のBGMは『THE AMAZING CHARLATANS』なり。前回、シャーラタンズはアルバム1枚しかリリースしていないと書きました。で、今日聴いてるのは編集盤CDです。編集盤なれどこれは大愛聴盤にして大名盤。


 1969年にリリースされた唯一のアルバム以前の音源をまとめたもの。録音としては1965年から1968年くらいまでの音源です。この頃はまだオリジナル・メンバーで、あのダン・ヒックスも在籍していました。ダン・ヒックス在籍時の音源が聴けるというのも嬉しいですよね。オリジナル・メンバーでの唯一リリースされたシングル2曲に、当時カマストラに録音されたままお蔵入りしたアルバムの音源、それにデモをまとめたもの。アナログ時代にもシャーラタンズの未発表音源を集めたものは何枚かリリースされていました。でもCDでは1枚にまとめられていて全23曲入りとお得です。


 この頃のサウンドは後のアルバムと大きく変わらないんだけど、もっとグッドタイミー色が濃いですね。これって間違いなくダン・ヒックスのカラーが出ていたんですね。曲によっては後のダン・ヒックスサウンドに近い極もありますからね。


 とにかく良い曲揃いですね。後の『THE CHARLATANS』収録曲よりも粒が揃っています。個人的にはオリジナル・アルバム主義なんですが、これは別格。個人的にシャーラタンズといえばこの時期の音源が最高にフィットします。フォーク・ロック、サイケ・ロック、グッドタイム・ミュージック・・・60年代半ばのグレイトなバンドの数々の中でも屈指のバンドであり、最高のサウンドだと思います。


Amazing Charlatans

Amazing Charlatans