addsomemusic2005-04-29



 朝から日記書いてます(笑)


 せっかくの休みなのに、いつもと同じ時間に目が覚めた。これはもはや習慣病なんでしょうねぇ。休みだから昼まで寝てる・・・なんて若い時だけだなぁ。で、早起きしたんでいろいろ雑用をしながら音楽聴いて、すがすがしい朝を過ごしています。


 仲間内で行ってる「セレクト合戦」のCDRも焼き上がり、ジャケも印刷して、梱包&宛名書きまで済ませちゃいました。もう用意万全でございます。


 今回の「セレクト合戦」のお題は「コーラス&ハーモニー」というもの。更に1曲目はビートルズ関連(本体でもソロでもカバーでも可)という制約まである。もう完成しちゃったんで一つだけネタばらし。実は1曲目はニルソンの「YOU CAN'T DO THAT」の予定でしたが、お題の「コーラス&ハーモニー」のくくりが広いんで自分なりにコンセプトを作って選曲したんですよね。そうなるとこのニルソンの曲はコンセプトに合わないということでボツになりました。


 「YOU CAN'T DO THAT」はビートルズの『A HARD DAY'S NIGHT』に収録されています。その曲をニルソンがカバーしています。1967年リリースのファースト『PANDEMONIUM SHADOW SHOW』に収録されてるんですが、このアルバムは本当に素晴らしい。とても優れたポップスの宝箱です。バツグンのメロディメーカーであるニルソンの素晴らしいオリジナルとともにカバー曲も取り上げられていて、そのカバー曲がどれも個性的に素晴らしいアレンジで歌われてるんですよね。アイク&ティナ・ターナー「RIVER DEEP-MOUNTAIN HIGH」のカバーなんてモロにスペクター風の分厚いサウンドでニンマリします。やはりスペクター人脈の人ならではの仕事ですね(笑)。ビートルズの「SHE'S LEEVING HOME」もかなり良い。なんといっても歌の美味さが光ますよね。


 でもやっぱり「YOU CAN'T DO THAT」のカバーはスゴイ。もちろん一人多重録音によるコーラス・ワーク、おまけにビートルズの様々な楽曲をなんと14曲も散りばめてます。ニルソン好きだけでなく、ビートルズ好きな方はぜひ一度聴いてみたら面白いと思いますよ。スゴすぎ。


 もちろんオリジナルも素晴らしく、モンキーズが歌った「CUDDLY TOY」とか何ともいえないキュートな曲だし、「1941」「WITHOUT HER」といった曲も多くのアーティストに取り上げられるだけのことはある素晴らしい曲なんだよなぁ。とにもかくにもニルソンの初期4枚はどれも五つ星でございますので、ポップス・ファンならずともぜひ聴いてみてください。


 セレクト合戦参加の方で、もしニルソンの「YOU CAN'T DO THAT」を収録予定でしたらゴメンナサイ。気にせず収録してください・・・ってまさかこの曲を選ぶような方がいるとは思えないんですが(笑)。