addsomemusic2005-10-16



 今日は奥さんと買い物で町に行ってました。とりあえずこちらは何の予定もないんでただ奥さんに付いて歩くのみ。なんと奥さんはヴィトンの手帳なんて買っちゃったよ。たかが手帳、されど手帳。手帳があんなに高いなんて・・・。まぁ奥さんも働いてるわけだし、いつもレコを買ってる私と違って普段はほとんどモノを買わない人なんでねぇ。自分へのご褒美だそうです。いったい何に対しての褒美なんだろ???


 パルコへ寄ったのは運命のイタズラなのか、神の思し召しだったのか、なんと「WAVE廃盤セール」がイベントスペースで行われてました。お〜なんという偶然。金欠でお金なんて全然持っていないのに、目の前で中古セールをやっていて覗かないなんてありえませんよね。とりあえず寄ってみました。


 アナログ、特にUSモノは少ないんだけど、そんな少ないエサ箱から数枚欲しいものを見つけてしまった。といっても資金はほとんどナシ。レコを見つめながら悩み耽っていたら、その姿があまりにも不憫に見えたのか、ヴィトンを買った負い目があったのか、奥さんが軍資金をカンパしてくれました。あ〜奥さん、愛してるよ!


 4枚買ったんだけど、そのどれもがえらく安い。いや〜お得だったなぁ。そんな中にサジタリアスの『THE BLUE MARBLE』がありました。その昔、ブートCDを買って、その後に正式にCD化もされたんで既に何度も聴いてるアルバムなんですけどね。ドリームズヴィルからの再発アナログでなく、USオリジナル盤をゲット。えっこんな値段でいいんですか?というくらいに安かった。けっこうレア盤だったと思ってたんですがソフトロック関連も人気がなくなっちゃったんですかね?それにしても安すぎだぞ(笑)。


 サジタリアスの1st『PRESENT TENSE』やミレニウムの『BEGIN』の影に隠れてほとんど表に出ることがないアルバム。確かにこれら2枚はソフトロックを代表するべき名盤だし、カート・ベッチャーがらみとしてはエタニティズ・チルドレンと並んで三つ巴な素晴らしすぎるアルバムですからね。これらのアルバムと比べるとさすがに分が悪いよなぁ。


 『THE BLUE MARBLE』ではカート・ベッチャー色はほとんどなくなり、ゲイリー・アッシャーのふんばりで出来たようなアルバム。でもビーチ・ボーイズでお馴染みの「IN MY ROOM」のカバーとか本当に良いんだよなぁ。曲単位ではかなり良い曲揃ってると思うしね。ジャケの良さもあって評価の割にはそれほど嫌いなアルバムではない。他のアルバムと比べて気楽な感じでよく聴いてました(笑)。