addsomemusic2006-07-11



 本日ようやくSALT WATER TAFFYの『FINDER KEEPERS』のオリジナルをゲットできました。大好きなアルバムでずっとオリジナルが欲しいなぁと思っていたんですが、これが結構高い。オークションなどでもよく見かけるアイテムではあるんですが、なかなか予算内では落とせないんですよね。それが先日ようやく予算内でゲットできてニンマリです。なんとか邦楽CD1枚分の値段で買えました。


 SALT WATER TAFFYの1968年にリリースされた『FINDER KEEPERS』を初めて聴いたのは、ソフトロックのブームの中で世に出回った粗悪なブートCDでした。思い切り盤起こしで音質は悪かったなぁ。でもそんな粗悪なCDから流れ出した音は素敵なポップ・ミュージックでした。そのキュートなサウンドに魅せられて、いまだに大好きなアルバムの1枚になっています。


 世間的にはソフトロックとして語られてますが、ブッダ・レーベルらしいバブルガム・ポップといったほうが近いサウンド。もっと突き詰めるとアンダース&ポンシアの系列でイノセンスやトレイドウィンズの流れを汲むバンドといったほうが的を得てると思います。とにもかくにも素敵なポップ・ミュージックが詰まったアルバムだということは太鼓判を押させてもらいます。


 イノセンスロネッツ(「YOU BABY」)のカバー以外は全てオリジナルで、その楽曲の素晴らしさは特筆モノですよね。日本の渋谷系バンドのブリッジもパクッた「FINDER KEEPERS」を初め、めくるめくポップ・ワールドにときめきます。全てのポップス好きにオススメだと思っています。ただソフトロックとして聴くとどうなのかな?とも思いますが・・・


 ソフトロックといわれてる音で1番好きなのはダントツでETERNITY'S CHILDRENです。彼らの2枚のアルバムでは1stのほうが評価が高いのかもしれませんが、個人的には2ndの『TIMELEE』が最高に好きなアルバム。これとFREE DESIGNの『THERE IS A SONG』、そしてSALT WATER TAFFYの『FINDER KEEPERS』の3枚が個人的には、世間でソフトロックと呼ばれているアルバムの中では愛聴盤のベスト3なんですよね。


 いままでCDや再発アナログを聴いてましたが、ようやくオリジナル盤に針を落とせました。あ〜やっぱり素敵なアルバムです。何度も繰り返し聴いちゃいますね!