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ただいまのBGMはROGER NICHOLS & SMALL CIRCLE OF FRIENDSの1967年にリリースされた『ROGER NICHOLS & SMALL CIRCLE OF FRIENDS』なり。今ではソフト・ロックの定番中の定番で、若い人も含め60年代の音楽を聴かれてる方のほとんどは所有しているといっても過言ではないんじゃないでしょうか?それくらいの人気盤なんですが、ロジャニコ人気は海外よりも圧倒的に日本の方が高いそうです。初めてCD化されたにももちろん日本ですしね。結構早い時期にCD化されたのもあるんですが、当時の渋谷系やソフト・ロック・ブームの中での最重要アイテムと化していましたね。私もその頃にCDを買ったクチなんですが(笑)。ピチカート・ファイブの『カップルズ』にモロにロジャニコを拝借しちゃった曲があって、初めてロジャニコを聴いた時に反対に「あっピチカート・ファイブだ!」って思っちゃった(洗)。
ロジャー・ニコルズをはじめ、リンダとマレイのマクリオード兄妹という3人組で、そのソフトなボーカル&ハーモニーとロジャニコの秀逸な楽曲やカバーのセンス、ニック・デカロのアレンジやトミー・リピューマのプロデュース・ワークの結集で素晴らしすぎるアルバムに仕上がっています。特にオリジナル曲のデキが凄まじいんですよ。ストリングスの響きがキャッチーな「DON'T TAKE YOUR TIME」から圧巻です。
でもこんな素敵なアルバムなんだけど、ロジャニコの本当に凄いのはアルバムに収録されていないシングルの数々だったりするんですよね。「LOVE SONG, LOVE SONG」「THE DRIFTER」「LET'S RIDE」とかもうポップスの至宝って感じですよ!こんなレアなシングル群も今ではCDにボーナス・トラックで全て聴けます。個人的にはアナログ好きなんですが、このアルバムに関してはボートラ入りのCDでキマリですね!
- アーティスト: Roger Nichols
- 出版社/メーカー: Rev-Ola
- 発売日: 2005/03/08
- メディア: CD
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