addsomemusic2004-12-02



 ライ・クーダーが大好きで、彼のアルバムはよく聴きます。彼の歌も素敵ですが、なんといってもボトルネック・ギターでしょうね!たまんないものがあります。そんなライ・クーダーはソロ以外にゲスト等で参加しているアルバムが非常に多い。別に集めてるわけではないんですが、70年代のアルバムで、「おっこのボトルネックは?」と思うと、やっぱりライ・クーダーだったということはたまにあります。


 たまたま巡り合ったアルバムにライ・クーダーが参加してると「アタリ」って感じなんですよね(笑)。そんなアタリを引いちゃうと本当にいいことがありそうな気がします。


 それとは別に、ライ・クーダーが参加してるから聴いてみたいというアルバムもあります。こういったものはアーティスト自身がマイナーな場合が多いですよね。「どんなアーティストか知らないけど、ライ・クーダーが参加してるんなら間違いないだろ」って感じです(笑)。


 そんなライ・クーダーが参加してるから・・・といったアルバムでめちゃくちゃ聴いてみたかったのはMARK LEVINE『PILGRIMS PROGRESS』、FUSION『BORDER TOWN』、EVE『TAKE IT AND SMILE』あたりでした。どれもアーティスト名だけ聞いても、知らないアーティストばかりです。


 どれもお金を出せば買えるアルバムですが、さすがに湯水の如く溢れ出るものでもないんで、「このくらいなら?」と思ってたらいつまでたっても買えないんですよねぇ(笑)。中でもMARK LEVINEは高い。自主盤なのかな?プレス枚数も少なそうだし・・・さすがにこれを買うには気合がいるなぁ・・・と思ってたら、とても心優しい音楽仲間が聴かせてくれました。これがめちゃくちゃカッコイイんですよね。ちょっとガレージっぽくて聴いたら更に欲しくなったという罪作りなアルバムです。


 FUSIONはちゃんと自分で買いました(笑)。何度もオークション等で見たことがあるんですが、思いのほか高い。高いといってもそんなにスゴイ値段ではないですが(20ドル台くらい?)、なかなか手が出ないんですよ(笑)。自分の中で10ドル台で買えないかなぁ・・・なんて虫のよい考えを持っていたんですが、信念は通るようですね。なんと5ドルでゲットしちゃった。これはライ・クーダーがガンガン弾いてて痺れるくらいかっこいいスワンピーなアルバム。


 さて、残るEVEを本日ようやくゲットしました。これも自分が考えてたものよりも安く買えたんでめちゃくちゃ喜んでいます。女性3人組のコーラス・グループで、フォーキーながらもソフロっぽい印象も与えてくれます。1曲目がジェイムス・テイラーの「LO AND BEHOLD」だったのに感動してしまった。ライ・クーダーボトルネックが聴けるのは残念ながら1曲だけでしたが、ハル・ブレイン、ジェイムス・バートン、ジョー・オズボーン・・・といった素晴らしいバック陣で安心して聴けます。