addsomemusic2004-12-15



 今回取り上げるのはサントラの『SKATETOWN USA』で1979年のリリース。もちろんジョン・セバスチャンが1曲参加しています。確かにジョン・セバスチャンの参加は嬉しいんだけど個人的には通して聴くにはかなりキビシイ1枚。私の持ってるのは日本盤なんだけど、その帯には「ローラー・ディスコUSA」というスゴイ邦題が付けられてました。まぁディスコ・ブームの真っ只中ですからね。


 ジャケにはFEATURINGとしてデイヴ・メイスンアース・ウインド&ファイアー、エモーションズ、パトリック・ヘルナンデス、ジャクソンズ、ヒートウェーヴの名前があるんだけどジョン・セバスチャンはなし。まぁディスコ・アルバムの中では、その他大勢のようです(笑)。


 デイヴ・メイスンまでもタイトル曲でディスコに挑戦していて、こりゃジョン・セバスチャンももしかして・・・なんて思ってたらなんとかセーフでした。でも「ROLLER GIRL」ってタイトルだけでもかなり危ないし、ちょっとキテルなぁとは思います。ポップで、ラヴィン・スプーンフル時代を思い起こせなくもない。ハーモニカも吹いてるけど、やはり音作りは間違いなく79年当時の音だなぁという印象。そんなにいい曲でもないです。


 他に聴き所といえばデイヴ・メイスンの「FEELIN' ALRIGHT」の再録かなぁ。これだってトラフィックのほうが100倍素晴らしいけど。EW&Fの「BOOGIE WONDERLAND」やジャクソンズの「SHAKE YOUR BODY」といったヒット曲も収録されてるけど、さすがにここらあたりは専門外なんで全く興味なし。聴いても何とも思わないし(笑)。


 日本盤のライナーを読んでたんだけど、上柴とおる氏によるライナーではジョン・セバスチャンのCOLUMBIAレーベル移籍後注目のニュー・レコーディングと書かれてるんですが、ジョン・セバスチャンってCOLUMBIAに移籍したんだ。詳しくないんでよく知らないんだけど。でもなぜCOLUMBIAからアルバム出なかったんでしょうね?詳しい人教えてください。


 裏ジャケにローラースケートを履いたジョン・セバスチャンの写真があります。これってどうなのよ?(笑)