addsomemusic2005-01-20



 なぜか我が家にあるインスタント・シトロン。実は割りと好きだったりします。もうこれでもかっていうくらい可愛らしいサウンドのテンコ盛りでまるでオモチャ箱のようなサウンド


 1997年にリリースされた『THE FAR-OUT SOUNDS OF CHEERHUL MONSTERS』(長いので普通は『チアフル・モンスター』)もそんなオモチャ箱的なキュートでポップな愛らしい1枚。ただし6曲入りのミニ・アルバムなんですけどね。FPMの田中知之も参加してるんで、ピチカート・ファイヴを初めとした、それ系統のサウンド好きにも受け入れられてると思います。なんといっても片岡知子のボーカルがキュート過ぎます。


 ミニ・アルバムなんだけど、ゴチャマゼ感覚でとても楽しめます。いろんなアイデアが惜しげもなく詰め込まれてるんで曲数以上の満足感なんですよね。チルドレンものの「MAGIC POP LOLLIPOP」や「ADVENTURE MONSTERS」なんてタイトルだけでもグッドな響きですよね(笑)。


 インスタント・シトロンがデビューした時に、私の行きつけの広島の中古屋グルーヴィンでポスターを貼ったりして結構プッシュしていました。当時インスタント・シトロンなんて全然知らなかったんだけど馴染みの中古屋でプッシュしてるんだから・・・と思って買ったのが最初ですね。店長に「なんでインスタント・シトロンを?」と聴いたことがあるんだけど、なんのことはない、インスタント・シトロンの長瀬五郎はデビュー前にグルーヴィンの福岡店で働いていたからだったんですよね(笑)。


 とりあえずアルバムは1stと2ndまでは買いました。