12人の優しい日本人

addsomemusic2005-01-28

 今日は休みだったんで1日ゴロゴロしておりました。奥さんが出かけていないことをいいことに、延々レコード聴いたり、頂いたCDR聴いたり、レンタルしたDVDを見たりとなんとも非常にマッタリとした休日の過ごし方(笑)。


 レンタルしてきたのは『12人の優しい日本人』というコメディ映画。これはなかなか面白かった。陪審員制度がない日本で、陪審員制度があったら・・・無罪か有罪か・・・話は二転三転して飽きずに見れました。出演者もタイトルのように陪審員となった一般市民12名。それが室内であーだこーだというだけの密室劇。恐ろしく変化に乏しい映画だなぁ。陪審員による討論だけで2時間持たせるわけだから、その討論の内容と、12名のキャラクターに頼るところが全て。とにもかくにも個性的な12名が見事に色分けされていて単調な感じはしなかった。


 見てて思ったことは日本人に陪審員制度はむかないななぁということ。基本的に日本人は優柔不断ですから。おまけに自己主張も少ないし、確固たる信念や意見もない。おまけに周りの意見に流されやすいしねぇ。そんな日本人らしさが存分にでた映画でした。


 ちなみに脚本は三谷幸喜東京サンシャインボーイズだそうです。


 なにかの映画のパロディらしいけど、元ネタを知らない私にはどうでもいいこと。まぁのんびりとした休日のお供には借りて良かったと思える映画でした。