addsomemusic2005-02-05



 我が家で2軍(もしくは3軍?)行きとなり押入れへと追いやられたCDやレコを漁っていました。そこに無造作に押し込まれたCDを見ると「10年くらい前までは普通に新譜買ってたんだな〜」と思っちゃいましたねぇ。本当にこの5年くらいは数えるくらいしか新譜買ってないぞ。


 そんな中から引っ張り出して聴いてるのはBAD DREAM FANCY DRESSの『CHOIRBOYS GAS』。ウルトラ久しぶりに聴いたぞ(笑)。1988年(だったかな)にリリースされたアルバムで、私が持ってるのはもちろんCDですけどね。日本盤CDなんだけど発売元がバップってのが懐かしいな〜って思っちゃったよ。


 バッド・ドリーム・ファンシー・ドレスは女の子2人組で、当時のUKインディー・レーベルのelからリリースされました。このレーベルはなぜかかなりマニアックな音が多くって、どれも変質狂的なポップス・マニアの香りが漂ってましたね。それもどれもが捻くれ捲くってて、人工的な肌触りでした。そんなマニアックなレーベルからリリースされた彼女のアルバムももちろんタダモノではなく、突き抜けた諧謔的ポップス・センスのカタマリだったKING OF LUXEMBOURG(サイモン・ターナー)をプロデュースに迎え、60年代ポップスをベースにはしているんだけど・・・


 タイトルからしシュープリームスっぽい「THE SUPREMES」は最初「おっ」と思うものの、やはり彼女らの一本調子なボーカルに口があんぐり開いてしまいます(笑)。10インチという変則シングルでリリースされた「CURRY CRAZY」はやはりベスト・トラックか?


 もう歌が上手いとか下手だとかそんな次元は軽く飛び越えています。今のわが国に於ける女子高生パワーと同様のものを感じるなぁ。ある意味パンクです。


 さて、これから飲みに行って来ます。