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　ソフトロックがブームだった時からもう10年近く経っちゃうんですかね？10年一昔というけど、遂この前だった印象があります。最近の若いリスナーだと、そんな一大ブームがあったことさえ知らなかったりするんでしょうかね？だいいち、ソフトロックって言葉自体が曖昧だしね（笑）。

　ブームの時にたくさんのアルバムがCD化されたのは今思うと大変ありがたかった。今では改めてソフトロックを聴いてる人も少なくなってしまったのかもしれないけど、やはり内容の良いアルバムは流行りに関係なくいつの時代にでも多くの方の耳に届いてるものだと思います。

　いわゆるソフトロックと呼ばれてるアーティストで個人的に好きなのはETERNITY'S CHILDRENですね。もうダントツに好きです。ロジャニコもミレニウムも素晴らしいけど、エタニティーズ・チルドレンの素晴らしさには遠く及ばないものだと思ってます。もちろんロジャニコもミレニウムも超名盤。ただなぜかエタニティーズ・チルドレンが死ぬほど好きなんでしょうがない。

　『ETERNITY'S CHILDREN』と『TIMELESS』という素晴らしいアルバムを2枚残しています。世間的に評判が良いのは1stのほうかな？アソシエイション的なソフト・サイケといったコーラス＆ハーモニーを聴かせてくれていて、コーラス・アレンジはもちろんカート・ベッチャー。個人的には2ndの『TIMELESS』のほうが愛聴盤。これこそソフトロックの名盤中の名盤だと10年以上思い続けています。もう驚くくらい素晴らしいメロの曲ばかり。オマケに美しいハーモニー。鳥肌立ちます。

　いまでは2in1となっていて、ボーナストラックも収録したCDが安価で買えますので未聴の方はぜひ聴いてみてください。