addsomemusic2005-05-23



 「アコースティック・グルーヴ」と題して何回か日記を書いたら思いも寄らぬ反響で驚いた。だってあんなにコメントの書き込みがあるなんて(笑)。そんなに長期連載するつもりもないし、ネタもない。でももう少しだけ取り上げたいのがあるんでお付き合いのほどを。


 「アコースティック・グルーヴ」といってパッと思い浮かんだアルバムはすでに取り上げ済みのアルゾ&ユーディーンとGEORGIE RIZZOの1971年リリースの『ONLY ME』かな。ジャケには名前がGEORGIEとしか書かれてませんが、レーベルにはちゃんとGEORGIE RIZZOとなってました(なんて読むんだ?)。


 まさにグルーヴィンなアルバムです。GEORGIEのギターのカッティングの気持ちよいこと。かなり軽快でノリのよい曲が特に魅力的です。アルゾばりのファルセットも飛び出す「FLY」や間奏のカッティングが強烈な「A MILLION MILES HIGH」なんて鳥肌モノ。クラブで流すと盛り上がるらしいですが(本当か?)、確かにSSWファンよりもクラブ系のDJの目に止まりやすいアルバムのような気もしますね。


 アップテンポな曲だけでなく、ミディアム・スローな楽曲にもかなり魅力があります。そこらあたりは普通のSSW〜FOLK好きにも大ヒットでしょうね。とにかく捨て曲がないのが最大の魅力。CD化されてないのが残念でしょうがないけど、もしアナログを安価で見つけたら(難しいかも)、即買いをオススメいたします。