addsomemusic2005-07-15



 音楽仲間のFURUさんの「音楽こそはすべて」ASYLUM STREET SPANKERSが取り上げられてたんで取り出して聴いてます。このFURUさんの「音楽こそはすべて」は手持ちのアルバムを「A」から順番に紹介するというもので、いまだに「A」を彷徨っている果て無きブログだったりします。最後までたどり着くことはないだろうなぁ(笑)。


 アサイラム・ストリート・スパンカーズですが、ちょっと前のアコースティック・スウィング・ブームに乗って我が日本でも認知され、来日まで果たしてイカしたヤツラ。1996年にリリースされた1st『SPANKS FOR THE MEMORIES』は本当に素晴らしく、なんでもありのゴッタ煮感覚で粋にスウィングしてるんだからホントにイカしてます。ジェフ&マリア・マルダーでお馴染みの「BLAZIL」のカバーなんて本当に素晴らしい。


 そんな彼らの本領発揮は間違いなくライブですね。そんなノリノリのライブを納めたのが『LIVE IN EUROPE 2001』。その名の通り2001年のヨーロッパでのライブ盤なんですが、これってもともとはオフィシャル・ブートレグというわけの分かんないシロモノでした。その後、クリスマス・アルバムとカップリングされて再発されましたが、やっぱり単独ライブ盤で持っていたいところ。


 まさに縦横無尽。ハチャメチャでスウィンギー。なんでアコースティックな演奏でこれだけノリノリなんでしょ?と思わせますよね。女性ボーカルがかなり良いアクセントになっています。最大のハイライトはラストを飾る「MAH NA MAH NA」のカバーでしょうかね?こんなおバカなカバーはそうそう聴けるものではありませんね。クラリネットがいい味だしてますし、あらゆる名曲のフレーズまで織り交ぜたハチャメチャ・スキャットにお客さんも大喜びで一緒に大合唱(笑)。