addsomemusic2006-01-02



 ども。あけましておめでとうございます。今年もよろしくね!


 正月の2日間・・・何してたってずっと酒呑んでました(笑)。私のほうと奥さんのほうの実家に帰って何するでもなくご馳走をツマミに酒を呑むという、これぞ正月の正しい過ごし方をしてきました(笑)。


 さて、新年1発目は何にしよう?と考えてたんだけど、まぁ戌年なんで「犬ジャケ」にでもしようかなと。「犬ジャケにハズレなし」というのは誰が言った言葉か知らないんだけど、メチャクチャ賛同いたします。本当に犬ジャケには良いアルバムが多いんですよね。


 そんなわけで1973年にリリースされたPHIL EVERLYの1stソロ『STAR SPANGLED SPRINGER』なんぞを取り出して聴いています。フィル・エヴァリーはもちろんエヴァリー・ブラザーズですよね。ドン・エヴァリーとの素敵なボーカル&ハーモニーで60年代に数々のヒット曲を世に送り出しています。60年代後半以降には時代の流れなのか低迷していきますが、この時代のアルバムはかなり素晴らしいものが多いんですよね。


 兄のドンに遅れてソロ・アルバムをリリースしたわけだけど、この『STAR SPANGLED SPRINGER』が本当に素晴らしいSSWアルバムとなっています。アルバートハモンドリー・ヘイゼルウッドのよる「THE AIR THAT I BREATHE」以外は全てフィルによるオリジナル(共作も含む)。ミディアム〜スローな楽曲が多く、彼の優しい歌声にとてもマッチしてて本当に心温まるようなアルバムに仕上がってるんですよね。ジェイムス・バートン他による一流ミュージシャンの堅実なバックアップも功を奏していますね。ちなみにアレンジはウォーレン・ジヴォン


 レココレ増刊の『無人島レコード』で亀渕氏がこのアルバムを選んでました。個人的にはドンのソロよりもフィルのほうが好きなんですよね。本当に素敵なロッキン・ポップ・カントリーといった趣き。1974年の『PHIL'S DINER』も名盤なんで合わせてどうぞ。