addsomemusic2006-01-11



 1月9日の日記でMICHAEL MONROEがLAZARUSの「LADYFRIENDS」をカバーしてると書いたんで、今日はそのオリジナルのラザラスの1973年にリリースされた2ndを取り出して聴いています。


 常連さんならみんな知ってるけどラザラスは私のフェイバリットなバンドで、彼らの1stは個人的に最愛のアルバム・ベスト3の中の1枚。1stの素晴らしさは何度も書いてきたんでもう書かないけど、2ndもその1stに決して劣るようなものではないです。前作と違ってNICK JAMERSONがドラムで数曲参加してるため、全体的にメリハリが付いて前作よりもグッとロック色を増した印象を受けます。ちなみにNICK JAMERSONのソロも良いけど彼が在籍していたAMERICAN DREAMがなかなか良いのでオススメしておきます。


 「LADYFRIENDS」は「LADYFRIENDS Ⅰ」と「LADYFRIENDS Ⅱ」の2曲が収録されています。マイケル・モンローがカバーしたのは「〜Ⅱ」のほう。これがなかなかの名曲なんですよね。もちろん全曲捨て曲がなく「WHEN WILL THE HOME OF ME BEGIN」とか胸がキュンとなるようなメロウな名曲。「BABY, BABY」なんてアコギのカッティングが爽快なポップ・ナンバー。カントリー・ロックな「OKLAHOMA BOY」・・・とにかく良い曲が多いんですよね。


 プロデュースはピーター・ヤーロウとフィル・ラモーン。バック・オーケストラを担当してるのがフリー・デザインのクリス・デドリック。そんな感じで1stのシンプルな世界からはグッと豪華に音数も増していて、普通のロック・ファンやSSW好きあたりにはこちらの2ndのほうが聴きやすいかもしれません。


 録音はニューヨークとミネアポリスのSOUND 80で行われています。ミネアポリスミネソタ好きやSOUND 80好きにも聴いてもらいたいアルバムですね!というよりミネソタあたりのフォーキー・サウンドが好きな方はラザラスの1stは必聴なんでよろしく!(笑)