addsomemusic2006-07-24



 ただいまのBGMはMARK MOOGY KLINGMANの1972年にリリースされた『MOOGY』なり。これが1stだったはず。マーク・クリングマンはトッド・ラングレンユートピアのメンバーでしたね。そんなわけでこのアルバムにもトッドを初め、エイモス・ギャレット他のウッドストック一派が大挙参加した素晴らしきウッドストックサウンドなアルバムなんですよね。


 ピアノを中心とした音なんだけど、まぁ豪華ゲスト陣といっても仲間たちばかりなんでとてもアット・ホームな魅力もあります。なんといっても彼のダミ声がなかなかカッコイイんですよね。かなり黒人音楽の素養があるのかな?ドクター・ジョンアラン・トゥーサンのアルバムにも通じる雰囲気は持ち合わせてます(ニューオーリンズではないけどね)。ゴスペル・ライクな曲調や女性コーラス、ホーンなどどれもよく練られています。


 どの曲も泥臭く彼のボーカルも含めてスワンプ好きにもオススメですねぇ。ダウン・トゥ・アースな世界にどっぷりと浸れます。それに火事場で焼け焦げたピアノに座るジャケも大好きなんですよ。