addsomemusic2006-08-16



 今日、レココレを買ってきたんですが、特集がオールマン・ブラザーズ・バンド。読んでたら無性に『フィルモア・イースト・ライブ』が聴きたくなったんで取り出して聴いています。アナログとCDを持ってんだけど、CDは大昔に出た通常盤。カラー・ジャケに変貌したリマスター盤が欲しいなぁと改めて思っちゃったけど、たぶん買わないんだろうな(笑)。


 オールマン・ブラザーズ・バンドを初めて聴いたのは高校生の時でした。まぁいわゆる「ロックの名盤」といった本やら雑誌やらで得た知識で興味を持っていたわけですよ。なんといってもジャケがカッコイイからねぇ。そんなわけでレコ屋に買いに行きました。私が高校生の最初の頃くらいまではまだ普通にアナログが売ってた時代ですから。再発日本盤を購入して家に帰って針を落とした瞬間・・・カッコイイ〜!・・・とは思わなかったなぁ(笑)。かなりブルーズな演奏や歌の数々が高校生だった当時には全然理解できなかった。収録された曲もやたら長いし。なんで2枚組で7曲しか入ってないのさ!歌も少ないぞ・・・と、どうしてもボーカル重視な音に慣れ親しんでいた若い頃にはかなりキビシイ1枚だったことには間違いないですね。


 でもねぇ「名盤」と呼ばれてるアルバムが理解できないのが悔しくてとにかく聴きこんだなぁ。その成果なのかいつしかめちゃくちゃカッコイイと思えるようになったんだから不思議なものです。今なんか1曲目の「STATESBORO BLUES」のイントロだけで鳥肌モノですから。続く「DONE SOMEBODEY WRONG」のギターにはシビれるなぁ。「IN MEMORY OF ELIZABETH REED」もその昔は退屈だった(失礼!)のに、今では最高にカッコイイ演奏だと思ってます。


 大学の時にオールマンの再結成(何回目?)ライブがあって広島公演に行きました。あまり詳細なインフォもないまま「早くチケットをゲットせねば!」と勇んでチケットを取りに電話した覚えがあります。そして後日届いたチケットがなんと最前列のほぼど真ん中(笑)。実際に会場に行ったら2階席は使用しておらずかなり客の集まりが悪かったような感じでした。まぁそんなことは関係なく最高にかっこいいライブでしたねぇ。デュアンはいなくたって、やはりオールマンのサウンドでしたよ。


 刺青の入った太い腕をした見た目はかなり怖いメンバー達だったけど、ライブが終わったらみんなニコニコして握手をしてくれました。あ〜ここらへんは日本人とは違うなぁと思っちゃった。その時にディツキー・ベッツのピックとブッチ・トラックスのドラムスティックをゲットして、それは今でも大事も保管してあります。