addsomemusic2006-09-03



 お休みは1日家でゴロゴロです。先日、大量に届いたレコを聴かなきゃね・・・なんていいながらaikoとか聴いてました(笑)。さて、aikoの新作も素晴らしいけど通常モードに切り替えて(?)、SSWの裏名盤でも。


 今回はERIC SHAMの1976年にリリースされた『SYMPHONY』なんてどうでしょ。相変わらず詳細が全く分かりません。まぁ調べる気がないんで(笑)。他にもアルバムがあるのかどうかも知らないんですが、このアルバムはかなりレベルが高いと思います。テキサスのマイナー・プレスもののようで、録音は安っぽいですが詰め込まれた楽曲のレベルの高さには大満足のいくものでしょう。


 もちろん全曲彼自身によるオリジナルで、アコギを中心とした作り。もちろん弾き語りではなく彼の歌とアコギを惹き立てるようなサウンドがSSW〜FOLK系のアルバムとしては満足のいくもの。ストリングス(シンセ?)が絡む曲もあってシンプルながら色んな味付けがされています。ボーカルはやや線が細めで頼りなさを感じさせますが、こんなマイナーSSW〜FOLKあたりではあまりボーカルはしっかりしすぎていないほうが良い・・・と思ってるのは私だけかな(笑)。


 1曲目の「I CAN'T GET OVER YOU」が大好きです。アコギのイントロがゆっくりと始まったと思うとテンポ・アップしていくのが堪んないです。「SUNSHINE AND THE ROSES」も名曲といえるもの。以前に仲間内で行っている「セレクト合戦」に収録したらけっこう人気でした。こんなマイナーな世界の音でも曲の良さってのは普遍的ですよね。チープなストリングスが味があります。フルートが入る「DREAM ON」やアコギのアンサンブルがグルーヴィーな「DUET」、サンシャイン・ポップな「DAISY GIRL」とか本当に良い曲ばかり。お世辞抜きに全曲良いんでSSW好きは本当に要チェックだと思います。良い曲ってのはいつの時代でも受け入れられるものだと信じてます。もっと多くの方の手元に届くといいんだけどね。あまり見かけませんが、あれば安いレコなんでぜひ!