話しは変わっていつもの音楽話し。ただいまのBGMはBRONCOの『BRONCO』なり。UKに同じ名前のバンドがいるようですが、私が聴いてるのは当然USのバンドです。1977年リリースのカントリー・ロック・バンド。女性1人を含む4人組で最高にゴキゲンな音を聴かせてくれています。バンジョーとかの音を聴くとカントリー〜ブルーグラス色がグッと高まりますね。オリジナル中心だけど、古いカントリー〜ブルーグラス・ソングも何曲か取り上げています。バンドによるハーモニーで女性が一人加わるだけで随分雰囲気が変わりますよね。男臭さが薄れて爽やかさが増します(笑)。


 まぁいたって普通のローカルなカントリー・ロック。ロック色はちょっと薄いですが(笑)。70年代前半に席巻したカントリー・ロック・ブームもこの頃は陰りを見せてたと思うんだけど、アメリカのローカル・バンドには楽しそうに演奏し続けているバンドはゴマンといるんですよね。これはルーツとして根付いてるもんなんだろうなぁ。


 こんななんの変哲もないローカル・バンドなんだけど、インディアナポリスの700 WESTで録音されたと書くと「おっ」と思われる方が数人はいるのかも。まぁ700 WESTでピンと来るような方は皆すでに耳にしているんでしょうけどね。サイケからSSW、カントリーに至るまで、様々な音楽性の音がありますがコアなUS音楽好きには高レベルの良質なアルバムの数々が録音されている700 WESTはかなり認知されています。そんな700 WESTで録音された傑作どうかよく分かりませんが本当に素敵な楽しいバンドなんで、カントリー・ロック系が苦手でなければぜひ聴いてみてください。