addsomemusic2006-12-01



 あ〜今週は忙しかったなぁ。疲れた体を癒すのは優しいSSWアルバムか?ブログの更新も面倒なくらいに疲れが堪って来ています。そんな体に鞭を打ってささやかな更新を(笑)。


 ただいまのBGMはED DRAKEの『FRIEND OF MINE』なり。1977年リリースの素敵なSSWアルバムです。HOLY KISS RECORDSからのリリースなんで一応はクリスチャン系なのでしょうか?普通のSSWなので問題ないですが・・・いや普通じゃないな。格別のデキでございます。


 なんといってもオープニングを飾る「WHAT DO YOU DO」の素晴らしさに尽きますね。アルバムのトップがこんな曲でいいのか?というくらいにスローで淡々としたナンバー。サックスの音色がまたジャジーな雰囲気を醸し出していて、メロウでクラクラきちゃいます。ちょいジャジーなSSWとか好きな方にはこれ1曲だけで「買い」かと。ただ他の曲は普通のSSWタイプです。続く「FRIEND OF MINE」はハーモニーがバッチリの爽やか系なナンバー。次の「SO MANY WAYS」はイントロのサックスがなんともAOR的。なかなか洗練されたタイプながら優しさを感じさせる曲でいかにも米国的といったところか(笑)。淡々としたフォーキー・スタイルが個人的にツボな「WONDERFUL WORDS」は染みます。ウエストコースト系ハーモニー・サウンドな「COME ON BACK」の爽やかなこと!


 もうそんな感じの好ナンバー揃いのアルバム。SSWにありがちな地味な内容ではなく、割とポップな曲揃いで心地よく聴き通せます。サックスが随所で聴けるし、どの曲にもハーモニーが付いていて音の厚みや広がりを感じます。なんといっても彼のソングライティングには脱帽ですね。本当に素敵なSSWアルバムだと思います。オススメ!