ただいまのBGMはNITTY GRITTY DIRT BANDの『UNCLE CHARLIE & HIS DODG TEDDY』なり。1970年リリースのアルバムでカントリー・ロックの名盤だと思います。同じカントリー・ロックでもイーグルスやポコなんかと比べるともっとルーツに根付いたような感じ。その後、カントリー・ロックというよりもカントリー・バンドと化してしまいましたからね。ちなみに初期の作品はもっとジャグ・バンドっぽいサウンドのバンドでした。


 なんといっても収録曲が本当に良い曲ばかりなんですよ。オリジナルもありますが、ここで取り上げたカバー曲のセンスの良さと、その素晴らしい解釈がまさに特筆モノ。とてもハッピーな気分にさせてくれます。


 オープニングはマイク・ネスミスによる「SOME OF SHELLY'S BLUES」。オープニングでこのナンバーではすでに勝負アリでしょう。高らかに鳴り響くバンジョーに最高に素敵なハーモニー。堪りませんね。ケニー・ロギンスによる「YUKON RAILROAD」や「HOUSE AT POOH CORNER」も軽快で良いデキです。その「HOUSE AT POOH CORNER」とジェリー・ジェフ・ウォーカーの「MR. BOJANGLES」の2曲がやはりこのアルバムのハイライトでしょうね。「MR. BOJANGLES」なんて数あるカバーの中でもトップクラスの出来栄えだと思います。まぁ私が始めてこの曲を聴いたのはこのNITTY GRITTY DIRT BANDのバージョンだったんでかなり愛着があるんですけどね。名盤です。


Uncle Charlie & His Dog Teddy

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