■

　ただいまのBGMはROGER HARCOURT BANDの『AND THE HORSE YOU RODE IN ON』なり。何年のリリースかはよく分からないけど間違いなく70年代のミシガンのマイナー・プレスもの。その名の通りROGER HARCOURTを中心としたバンド。なんといってもこの愛らしい馬のイラストをあしらったジャケが最高ですよね！（笑）。

　ジャケの印象では田舎くさいカントリー・ロック寄りの音を想像してしまいます。一言でいってしまえばフォーク・ロック・バンドといった感じでしょうか。確かにルーラルなカントリー・ロック系の曲もありますが、思いのほか爽やかで洗練された感じもあるんですよね。ハーモニーを効かせた曲からメロウな曲、なかなか爽やかでウエストコースト的な楽曲もあります。なかなかツボを押さえてて聴かせてくれるんですよね。でも根っこのところは米国的な朗らかさに溢れていてまさにグッドタイム・ミュージックな肌触り。ボーカルも温かみに溢れていて、私が米国のバンド・サウンドに求める理想的な姿がここでは聴きとれるんで思わずニンマリしてしまうんです。オススメです。

　話しは変わって、先日我が家に届いたレコが素晴らしい！これだけ私の琴線に触れまくるアルバムは数えるくらいしかないです。また一生モノのレコに出会ってしまった！今年最後にして最大の出会いだったかな。そのうちSSWの裏名盤で取り上げることでしょう。