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ただいまのBGMはTITUS & ROSSの『TITUS & ROSS』なり。インディアナの素晴らしいフォーク・サイケなアルバム。1969年の録音なんで、70年代SSWとはちょっと違った佇まいは感じさせます。基本は二人によるフォーク系SSWデュオといったところなんですが、全体を覆うサイケ・フィールがこのアルバムの最大の魅力でしょうね。もちろんヘビーなサイケ・サウンドではなく全体的にエコーがかかったような音作りにサイケを感じさせます(録音がチープなせい?)。
もちろん全曲が二人の手による楽曲で占められてるんですが、これがなかなかレベルが高い。全体的に落ち着いたメロディの曲が揃っていて、伸びやかなボーカルと相まって心地よさもあります。曲によってはアップテンポに軽快に決めてくれています。ほとんどがギター、ベース、ドラムのシンプルな演奏ですが、リコーダーとか入る曲もあります。とにかく捨て曲ナシの高レベルなのは保障いたします。
自主フォーク・サイケの人気盤なのも頷けるような内容なんですが、どうしてもレア盤なのが残念。なかなかこのテのアルバムってCD化とかされないんですよねぇ。でも全てのフォーク・サイケ〜SSW好きには聴いてもらいたい1枚です。
追記: さっきAMAZONで確認したらCD化されてました・・・すいません。そんなわけで皆さん買いましょう(笑)。
- アーティスト: Titus & Ross
- 出版社/メーカー: Fallout
- 発売日: 2007/12/11
- メディア: CD
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