addsomemusic2009-01-17



 ただいまのBGMはBOBBY AND Iの『BOBBY AND I』なり。1969年か1970年頃のリリースだと思われるソフト・ロックの大名盤。ソフロというよりはジャズとポップスのミックスといった感じのボビー・バーチとケン・フィシュラーによる素敵な男女デュオ・アルバムです。これがもう本当にグルーヴィーでジャズ・フレイヴァー効きまくりの最高にゴキゲンなサウンドが「これでもか!」というくらいに詰まっています。


 ケン・フィシュラーはもともとジャズ畑だったのかな?小粋なピアノも聴かせてくれています。彼のアレンジ・センスも冴えまくっていますが、トミー・オリヴァーのプロデュースっていうのも重要ですね。見事にハマっています。


 収録曲はオリジナルやカバー、そのどれもが圧巻のグルーヴ・チューンばかり。オーケストラ・マジックともいってしまえそうなゴージャスな演奏に二人のユニゾンイカしてます。中でも素晴らしいのはテディ・ランダッツォの「HURT SO BAD」。ビッグ・バンド・サウンドにジャジーなハーモニーやスキャットには目が回りそう。あとシフォンズのヒット曲「SWEET TALKIN' GUY」も外せないですね。「LET IT BE ME」の引用があったり、いかにもソフト・ロック的なコーラスにこれまた圧倒されてしまいます。


 全曲グレイト!聴くべし!


Bobby and I

Bobby and I