addsomemusic2009-01-18



 ただいまのBGMはRICHARD NATTOの1980年にリリースされた『NOT JUST ANOTHER PRETTY FACE』なり。時折、無性に聴きたくなって取り出してくる愛聴盤。ハワイのマイナーなSSWで、TOMA/NATTOというデュオで活動していたリチャード・ナットの1stソロ。オリジナルはレアなんで持ってませんが、ちゃんとCD化されています(もう廃盤だそう)。これ、初めて聴いた時は本当に驚いたなぁ。通してアコーステッックなアルバムで、音の質感がいかにもなマイナー・プレスや自主盤で聴けるような生々しい音。へんに作りこんでいない分、素直に耳に飛び込んできたんですよ。そう素晴らしいメロディの数々が。シンプルなサウンドなのに、どこか温か味を感じるのは、彼がハワイのアーティストであり、その地で作られたという事実に決して無関係ではないと思います。


 とにかく美しい曲が多い。スティーヴン・ビショップのカバー「BISH'S HIDEWAY」も素晴らしい。CDではオリジナル大きく曲順を変えていますが、これは本人の意向なんでしょうかね?近年、日本で発見され、日本で高く評価された類のアルバムなんでしょうが、素晴らしい音楽はいつか必ず多くの人に届くということなんでしょう。大好き!


Not Just Another Pretty Face

Not Just Another Pretty Face