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　大好きなビーチ・ボーイズ。数あるアルバムの中でも個人的に一番好きなのは1970年にリリースされた『SUNFLOWER』でキマリ。どれくらい好きかといえば、ブログのタイトルを見れば分かるでしょ（笑）。

　もちろん世間的に最も評価の高い『PET SOUNDS』も大好きですが、こちらを「陰」とすれな『SUNFLOWER』はタイトルが示す通り「陽」なアルバム。限りなくブライアンのソロに近い『PET SOUNDS』に対して、『SUNFLOWER』はメンバー全員の力が遺憾なく発揮されたビーチ・ボーイズによるアルバムといえると思います。それに収録曲のどれもが名曲なんですよね。だからもう『SUNFLOWER』が大好きなんですよ！

　オープニングの「SLIP ON THROUGH」から最高です。デニス魅力満載ですね。デニスは他にも必殺の「FOREVER」を書いてます。ブライアンも負けてなく、これまた必殺の「THIS WHOLE WORLD」「ADD SOME MUSIC TO YOUR DAY」、ブルース・ジョンストンは「DEIRDRE」「TEARS IN THE MORNING」とメンバーみんな代表曲ともいえるグレードの高い曲を書いています。中でも「DEIRDRE」は個人的なベスト･トラック！

　ラストの「COOL COOL WATER」はオクラ入りした『SMILE』からの楽曲。かなり凝った作りでスゴイんですが、個人的にはこの曲がないほうがアルバムのバランスは良いと思うんだけどね（笑）。何はともあれ、ビーチ・ボーイズの大傑作アルバムだと信じて疑いません。永遠の愛聴盤。

サンフラワー(紙ジャケット仕様)