addsomemusic2009-02-12



 ただいまのBGMはLADDの1976年にリリースされた『LADY UP THE STAIRS』なり。テキサスはオースティンのマイナー・レーベルからで、このレーベルからはナンシー・グリフィスの1stもリリースされてました。まさにテキサスらしい、カントリー・フレイヴァーのかかったフォーキー・サウンドアウトローな香りもプンプンで溜まりません。


 基本は彼のアコギと歌。それにバックが付く曲もありますが、どれもシンプル。しっとりとした曲から軽快な曲まで揃っており、そのソングライティングの素晴らしさは特筆ものでしょう。


 アルバムを通して聴いてみると、A面はグッと落ち着いた感じの曲が多く、しっとりフォーキーで聴かせてくれます。落ち着いた曲ではその曲の良さがよく伝わりますね。B面ではバック・サポートの付く曲も多く、カントリー色を強めて軽快なサウンドを聴かせてくれています。その両面ともに高レベルなんですよね。どの曲も良いんですが、個人的にはA面がマストですね。


 数年前にこのレコを購入したんですが、思い切りソリ盤で両面の頭が再生不能だったんでガックリした記憶が強烈に残っています。レアなアルバムではないんで、いつでも見つかるようなものなんですが、最近になってやっと買い換えました。いや〜やっぱり良いアルバムですね。買い換えて良かった!