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　ただいまのBGMはANONYMOUSの1976年にリリースされた『INSIDE THE SHADOW』なり。たぶんこれが唯一のアルバムかな？ギター、ドラム、ベース編成の4人組で、70年代のサイケ・バンドといった感じのサウンドです。といってもアコギ中心の曲もあったりして全てがサイキーな激しいものではなく、フォーク・ロック・テイストな曲もあります。もちろんギターの激しい演奏もあって最高にカッコイイです。

　なんといってもプロデュースにJIM SPENCERの名前があるのが大きいですね。70年代USのフォーク・サイケあたりの音が大好きな方々にはマストな名前でしょう。彼の残した2枚のソロ・アルバムはともに名盤です。最近、韓国のBIG PINKからCD化されたんでぜひ聴いてみてください。そんなJIM SPENCERを中心とした4人組サイケ・バンドのMAJOR ARCANAと同じ質感を持っています。まぁANONYMOUSのほうがロック寄りではありますが。そういえばMAJOR ARCANAもANONYMOUSも両方とも1976年ですね。どちらが先だったんだろ？

　1981年にジャケを変えて（裏ジャケのイラストを表に使用）再発もされていますが、オリジナルも再発盤もともにレア。AKARMAからアナログ・リイシューもされましたが、それも最近はお目にかからなくなった。ぜひともCD化してほしいですね。