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ただいまのBGMは原めぐみの2009年末にリリースされたミニ・アルバム『EVERLASTING LOVE』なり。原めぐみはいわゆる80年代B級アイドル・・・ってところでしょうか。しかし1981年にリリースされたシングル「見つめあう恋 / 涙のメモリー」のたった1枚のために日本中の音壁マニアに認知された存在となっています。いわゆる音壁系の音がお好きな方で未聴の方がおられましたら必聴ですよ!
80年代のシングル音源がCDで復刻ということならそれほど珍しくもありませんが、なんとこのCDには原めぐみ名義としては28年ぶりとなる新曲「トビラ〜EVERLASTING LOVE」が収録されているんだから驚きます。原めぐみ完全復活????またその新曲が音壁マニアにドツボが曲なんですよね。凄過ぎます。もうストリングスは鳴り響くはリズムは強力だは、カスタネットは連打されてるは、後半にはお約束ともいえる転調はあるは、もうこれでもか!というくらいの厚みで迫ってきます。オマケに曲がいいんだよね。それにこの新曲のカラオケが収録されているのはありがちなんだけど、モノ・バージョンまで収録という拘りっぷりには頭が下がります。
今回収録された1981年にリリースされたシングル曲も当然素晴らしいです。「見つめあう恋」はハーマンズ・ハーミッツの「THERE'S A KIND OF HUSH」の日本語カバー。どちらかといえばカーペンターズのバージョンのほうが有名かな?訳詞はジュージーフルーツのイリヤ。カップリングの「涙のメモリー」も同様のタイプの曲なんだけどこちらはオリジナル。これはジューシーフルーツの沖山優司が作曲しています。このシングルはジャケも思い切り60年代していて本当に最高の1枚ですね。でも当時は売れなかったようです。
もう1曲「離さないで」という曲が収録されてますが、これは三遊亭円丈の『リハビリテーション』というアルバムのカセット版に収録されていたもの。このアルバムもCD化されてますんでぜひ!これは名盤ですよ〜(笑)。
そんな全6曲の素敵なミニ・アルバム。ジャケに「...presenting the fabulous」と書かれていて、おまけにこの髪型にこのファッション・・・もうそのまんまロネッツですよね!もうここまで徹底されちゃうと素直に受け入れるしかないでしょ。世のナイアガラーの方々は買いましょう。
で、ナイアガラーといえば毎年お楽しみの3月21日。今年は3枚も出ますね。全部買う余裕もないんで、どれから買おうか思案中でございます(笑)。
- アーティスト: 原めぐみ
- 出版社/メーカー: CLINCK RECORDS
- 発売日: 2009/12/20
- メディア: CD
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