addsomemusic2010-12-14



 いわゆるスワンプと呼ばれてるようなサウンドのアルバムで1番好きなのはGERRY GOFFINの1973年にリリースされた『IT AIN'T EXACTLY ENTERTAINMENT』なんですよ。2枚組でディランの影響をモロに受けたボーカル・スタイルで渋い歌声を聴かせてくれています。収録曲もバリー・ゴールドバーグとタッグを組んで渋い楽曲を並べています。


 このアルバムのデモを収録したアセテート盤が存在している・・・というのは某サイトで知りましたが、当然の如く全く見たことがない。そんな激レアな音源がCDでリリースされたんだからスゴイですよね。リリースしたのは韓国のBIG PINK・・・あ〜恐ろしい。


 明らかに盤起こしのCDなんだけど、貴重度を考えるといたしかたないか。『IT AIN'T EXACTLY ENTERTAINMENT』に収録されてる曲も3曲ありますが、これ録音が違いますね。他はみんなアルバム未収録なのがスゴイ。その未収録の曲がどれも良い曲ばかりなんですよね。なんでこんあ良い曲がアルバムに収録されなかったんだろ?って不思議に思います。キャロル・キングと組んでた頃にエンターテイメントに徹した楽曲で世に出た彼が「エンターテイメントではない」という名前のアルバムを作ったことを思うと、ロックやポップス色の濃いエンターテイメント色のある楽曲をわざと外したのかな?と思っちゃいますね。

 
 クレジットがないんで詳細は分かりませんが「BABY, I'M AFRAID YOU LOST IT」では女性ボーカルがリードをとっています。もしかしてキャロル・キング?という噂が広まっていますが、どうなんでしょ?確かにそうかもしれないし、違うかもしれない・・・。


イット・エイント・イグザクトリー・エンターテインメント・デモ&アザー・セッション(紙ジャケットLimited Edition)

イット・エイント・イグザクトリー・エンターテインメント・デモ&アザー・セッション(紙ジャケットLimited Edition)