addsomemusic2004-10-16



 昨日は後輩の送別会でした。彼が新入社員の時、私は彼の教育係でした。いろいろ教えてきたし、一緒に飲みにもいったなぁ。彼女ができたという話しを聞いてから、その彼女と結婚するまでいろいろと相談にものりました。自分より年下の仲間が辞めていくのってとても寂しいですよね。


 久々の酒の席だったためか、ちょっと羽目を外しすぎたなぁ。どれくらい飲んだのかよく覚えてませんが、今日朝目が覚めても気分が悪かった。タイミングが悪いことに今日は土曜なのに仕事だったんですよねぇ。もう吐き気に襲われながら仕事してました(笑)。今までだったら午前中くらいで復活するのに、一日中調子が悪かったよ。こりゃもう年だなぁ。お酒は控えめに・・・


 こんな疲れた日には優しさに溢れたフォークが丁度いい。間違ってもロックを聴きたい気分ではないです。そんな私の疲れた体を癒してくれているのがBETSY & CHRISの『FOLK ALBUM』ですね。英語で書くと分かりにくいですが、ベッツィ&クリスです。


 ベッツィ&クリスは「白い色は恋人の色」を大ヒットさせたハワイの女の子2人組です。北山修・作詞、加藤和彦・作曲のこの曲はお馴染みですよね。いまでも「懐かしの〜」系のテレビなどでの常連曲ではないでしょうか。


 いま聴いてる『FOLK ALBUM』はタイトル通りのまさにフォークなアルバムです。それも60年代前半のピーター・ポール&マリーとかそんな感じですね。ここに収録されてるのはそんなPP&Mの楽曲も含む60年代フォークのカバーばかりで、もちろん全曲英語で歌われています。だから「白い色は恋人の色」は収録されてませんが(笑)。


 ほとんどの曲がギターと彼女達の歌のみというシンプルなもの。でも彼女達の美しいボーカルとハーモニーに聴き惚れてしまいます。とても「美しい」アルバムで、ただのフォーク・ソング集か〜なんて思わずにぜひ聴いてみてください。


 ニルソンが大好きな私には、ニルソンのカバーでヒットしたフレッド・ニールの「うわさの男」が収録されてるのが嬉しいですねぇ。他にも「SOUND OF SILENCE」「CLOUDY」といったポール・サイモンの曲やバート・バカラックの「I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN」が個人的にはベスト。