addsomemusic2004-11-17



 コミックソングといってもいろんなパターンがあるんですよね。当時の流行語をテーマに据えたものや、言葉遊びだったり、風刺もの「あるある!」なんて思わず言いたくなるようなヤツね。歌詞ではなくってメロディで遊んでるようなヤツもありますね。そんな中で「下ネタ」というのもコミックソングのある意味で王道パターンのひとつなのかもしれません。でも個人的には下ネタ系コミックソングはそれほど好きではなんですよ。でも何曲かは下ネタ・超オゲレツ・ソングながら大好きな曲があります。「金太の大冒険」も下ネタながら大好きな1曲。これは下ネタもさることながら、その言葉遊びがなかなか巧みでとてもいいんですよね〜!


 つボイノリオ(変換を間違えたわでなく、これで正解)の1975年にリリースされたシングルが「金太の大冒険」なわけで、オリジナルはエレックからのリリースのはず。エレック盤は持っていなくって、掲載したジャケはその後にリリースされたものです。


 この曲はもちろんリアル・タイムなわけもなく、その歌詞の内容から当然の如く放送禁止の憂き目にあうんですよね。私がこの曲を始めて聴いたのは高校か大学の時。ほとんど入りびたりだった中古レコード屋グルーヴィンの店長に「いいもの聞かせてやろう」といって聴かされたのがこの「金太の大冒険」でした(笑)。それにしてもこんな曲をいくら中古屋とはいえ店頭で流すか?とにかく初めて聴いたインパクトは衝撃的でしたねぇ。バカ笑いはしないものの、顔がニヤけちゃって素に戻らなかったぞ(笑)。


 一緒に聴かせてもらったのが同じくつボイノリオの「極付け!お万の方」で、こちらももちろん放送禁止。さすがに「金太の大冒険」の100倍は危ない歌でした(笑)。この曲も「金太の大冒険」同様に下ネタであり言葉遊びというパターン。「吉田松陰物語」も同様ですな(笑)。


 20年後くらいに放送禁止が解けてつボイノリオ自身が初めてテレビで「金太の大冒険」を歌った番組があって、かなり楽しみに見た記憶があります。なぜか女の子3人組(確か)のHIMEなるグループもカバーしましたが、さすがにこの曲を若い女の子が歌うのはちょっと引いたぞ。


 ♪歌詞 抜粋♪


  金太 守って
  金太 負けが多い
  金太 負けるな
  金太 回った
  金太 またたいた
  金太 マスカット ナイフで切る
  
  ・・・・


 書いててアホらしくなってきた(爆)