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　ちょっと友人にオザケンのコピーを頼まれてたんで、昨日は延々とオザケン聴いてました。なんか久しぶりに聴いたかな？アルバムやらシングルやら聴いてたんですがやはり『LIFE』はいいなぁ。本当に死ぬほど聴き倒したアルバムです。

　「とにかく数え切れないくらい聴いたぞ！」ってアルバムでNO.1なのは私の場合は間違いなく大滝詠一のロンバケ。例えでなく本当にレコードが擦り切れるくらい聴き倒しました。2番目は何かなぁ。たぶんビートルズの赤盤でしょうね。これら大滝詠一やビートルズの赤盤は共に中学生の時に購入したんですよ。まぁ他にいろいろ聴くものがなかったってのもありますが、やはりその内容の素晴らしさから全く飽きもせず聴いてましたねぇ。もちろん今聴いても素晴らしいとしかいいようがない私にとっての永遠のエバーグリーンですけどね。

　でもそのビートルズの赤盤にもしかして並ぶんじゃないか？と思うくらいに聴き倒したのが小沢健二の『LIFE』だったりします。大学生の時にフリッパーズ・ギターが好きだった流れでソロも聴いてました。『LIFE』はたぶん発売日に買ったと思うけど、そのはちきれんばかりの素敵なポップスな音の連打に一発でノックアウトでしたねぇ。ボディー・ブローではなく思いっきり顔面直撃のストレートでした。それ以降飽きることなく延々と聴き続けてましたねぇ。車のCDに5年間くらいは居座ってんで、車に乗るたびに流れてましたから（笑）。

　聴く人によっては「パクリばっかりだ」なんて思うでしょうねぇ。でもこれくらい堂々と引用してると、かえって気持ちいいじゃないですか（笑）。盗作まがいな、隠すように使うよりも、イントロでいきなり聴き覚えのあるメロディやフレーズが出てきたりするとねぇ（笑）。

　今でもよく覚えてるのが、オザケンがテレビのバラエティでイントロ当てクイズみたいなのに出てた時のこと。サービズ問題でオザケン自身の「さよならなんて云えないよ」のイントロが流れたんだけど、その時オザケンが自信を持って「マイケル・ジャクソンのBLACK OR WHITE」って答えてました。自分の曲のイントロだったって本当に気がついていなかったからねぇ。でもこれだけの大ネタを堂々とイントロで使っちゃうところが素敵です（笑）。

　『LIFE』ってもう10年前のアルバムなんですね。自分が年をとったなぁと感じます（笑）