addsomemusic2005-01-04



 これといって日記に書くこともないんで、こんな時はジョン・セバスチャンの細道でも(笑)。そんなこと言うとジョン・セバスチャンに失礼だな。それにしてもこのシリーズはいつまで続くんだろう(笑)。


 みなさん読んでます?興味ない?


 今回取り上げるのは『BRING IT ON HOME VOL.1』です。タイトルからも分かる通り、『〜VOL.2』もありますが、そちらにはジョン・セバスチャンは参加してません。


 さてこの『BRING IT ON HOME』なんですが、様々なアーティストのアコースティック・ライブが納められてます。英文ライナーが読めるほど英語が達者ではないんで詳細はよく知りませんが、HAPPY & ARTIE TRAUMがホストを務めるラジオ番組で、様々なゲストを招いて演奏されたスタジオ・ライブを放送していたようです。そのラジオ番組の美味しいところをCD化したのがこれで1994年にリリースされています。参加メンバーはウッドストック界隈の人達です。


 HAPPY & ARTIE TRAUMをはじめ、RICK DANKO、LIVINGSTON TAYLOR、BILL KEITH、RORY BLOCKらの歌が聴けます。もちろんJOHN SEBASTIANもね!いわゆるルーツ系の音をアット・ホームな感じでくつろいだ演奏が楽しめます。


 ジョン・セバスチャンは「COFFEE BLUES」をアコギの弾き語りで歌ってくれています。この曲はMISSISSIPPI JOHN HURTのカバーで、ジョン・セバスチャンがいたバンドがラヴィン・スプーンフルと名乗ったのはこの曲の歌詞からというのは有名な話し(?)。


 ジョン・セバスチャンのボーカルで、「〜lovin' spoonful」と歌われるのがなんとも嬉しいんですよね。歌自体は短い曲で物足りなさがありますが、とてもいいデキですので未聴の方はぜひ。


 もちろん他の曲も素晴らしく、リック・ダンコの「MYSTERY TRAIN」とか最高ですよ。ちなみに『〜VOL.2』のほうにはRICK DANKO、MARIA MULDAUR、JOHN HERALD、JOHN HALLらが参加していて、当然こちらも素晴らしいです。