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　1970年生まれの私は10代というもっとも多感な時期がそのまま80年代でした。だから80年代アイドルは私の青春だったわけですよ（笑）。アイドル全盛期だった時代なんでその数も半端じゃない。もちろんB級C級の類いがほとんどだったんでしょうけどね。そんな中で可愛くって、なおかつ楽曲にも恵まれていたアイドルは松田聖子を別格とすると、私の中では斉藤由貴がかなり上位に君臨しています。それに間違いなくセーラー服とポニーテールが最も似合ったアイドルでしたね（笑）。

　デビュー曲「卒業」はもちろんリアルタイムで聴いてて、テレビで見て一発で好きになった曲。シングルは買わなかったけどアルバム『AXIA』は買いました。まぁすでに手元にはないんですが、私の中ではチェックすべきアイドルでしたねぇ。当時は知る由もなかったけど、この「卒業」は松本隆・筒美京平といったゴールデン・コンビによる楽曲でした。その後もリリースされた「初戀」「情熱」といった漢字2文字シリーズ3部作はどれも松本隆・筒美京平による名曲。もうこれだけで日本中の歌謡曲ファンにとっては特別な存在になったはず（笑）。他にも玉置浩二による「悲しみよこんにちは」や井上陽水の「夢の中へ」などのヒット曲もあります。

　昔、付き合ってた彼女はカラオケでよく「初戀」を歌ってくれました（笑）。両手でマイクを握り締めて歌う姿に「萌え」だったのは遠い思い出。彼女は絶対にリアルタイムではなかったはずなんだけどなぁ。

　ちなみに一番好きな曲は「土曜日のタマネギ」。12インチ・シングルも持ってます。そういえば当時12インチ・シングルとかよくでてたけど、無駄に前奏とかが長いだけで全く意味のないものが多かったなぁ。この曲はいつか「セレクト合戦」で使おうとずっと温存してきた曲。結局使う機会がなかったなぁ。でもそのうち収録するかもしれませんので、お仲間の方は使わないでね（笑）