addsomemusic2005-02-02



 節分にはまだ早いけど、仕事の付き合い上、巻き寿司を買って帰りました。なぜ巻き寿司?なんて思われる方もいるかもしれませんが、節分に巻き寿司を食べるという風習が主に関西地方にはあります。私は広島人なのでそんなこと昔は知りませんでしたが食品業界に勤めるようになって初めて知ったんですよね。


 会社の仲間に実際に聞いてみたんだけど、大阪出身者はやはりみんな節分の日には巻き寿司を食べてたといっていました。本当に関西だけのローカルな風習で、もともとは寿司屋だったかが宣伝のために始めたことだったはず・・・バレンタインのチョコと一緒で何か意味があるわけではないようですが、恵方を向いて黙って一気に食べつくす・・・といった意味不明の作法があるようです(笑)。


 長野出身の新入社員が「節分に巻き寿司を食べるなんて全然知りませんでしたよ〜」なんて言うもんだから


 「長野でも豆まきはするの?」
 「えぇ豆まきはしていましたよ」
 「知ってる?広島では豆まきにはカシューナッツをまくんだよ」
 「え〜本当なんですか???スゴイなぁ」


 心底この新人君はアホだと思ってしまった(笑)。


 節分ネタと全く関係なくリチャード・ナットの『NOT JUST ANOTHER PRETTY FACE』なんかを聴いています。1980年リリースのハワイのSSWアルバムで、これがなかなか良いんですよね。1980年というなんとも中途半端な時期ながら良質のSSWな音色にグッときますね。ほとんどが彼のギターに軽く味付けをしたという感じ。ハワイらしい大らかさを感じます。染みるよ〜!


 全編フォーキー・メロウな名曲揃い。スティーヴン・ビショップの「BISH'S HIDEAWAY」は個人的なベストトラック。彼のギター(ガットギター?)の音色が堪んないです。あ〜これは間違いなくハワイでしか生まれ得なかった名盤のように思えてきますね。