addsomemusic2005-02-17



 ありゃ〜我がサイト「ADD SOME MUSIC TO YOUR DAY」のカウンターがなんと20万突破しちゃいました。長いこと続けてると、こんな変なサイトでもすごいアクセス数になるんですね。まぁかなりの数を自分で回してるような気もしますが(笑)。


 こんな偏った音楽サイトに20万を超えるアクセスがあるなんて本当に不思議です。どう考えても一般受けしそうなところではない。まぁその反面、日記では雑多にいろいろ取り上げたりはしてるんですけどね。まぁなんにせよこれもいつも覗きに来てくれるみなさんのおかげで、本当に感謝しています。もちろんYahoo!から来られたお初の方にも感謝です。おニャン子を検索し来てみたらコアな70年代アメリカの音楽サイトでガックリきたあなたにも感謝です。


 20万ヒットのお祝いに自分のこよなく愛してるアルバムを取り出して聴いてます。ジョン・セバスチャンの『TARZANA KID』といきたいところですが、これはCDで出てるし、他所でも取り上げられてるんで、今回はあまり取り上げられることのない最愛のアルバムを。


 常連さんならみんなご存知の、と言うよりも「またか!」と思われそうなLAZARUSの『LAZARUS』。もう死ぬほど愛して止まないアルバム。ビル・ヒューズを中心とした3人組による1971年リリースの1stで、1973年には2ndも出てます。ともにウッドストックはBEARSVILLEレーベルからのリリースで、昔BEARSVILLEがCD化された時に2ndのほうはCD化されました(いまは廃盤)。なぜこんなに素晴らしい1stはCD化されないんでしょうかね?BEARSVILLEの4枚組ボックスにもこの1stからは1曲も収録されていませんでした。これにはかなり憤慨しております。長門氏どうなのよ???(笑)


 フィル・ラモーンとピーター・ヤーロウがプロデュースしており、ほぼメンバー3人だけによるシンプルなサウンド。ギター、ベース、ピアノに時折フィドルが入ります。ドラム・レスで後は3人による素敵なハーモニーのみ。それになんといっても名曲揃い。いま聴いても胸にグッときます。これほど自分の胸に突き刺さるアルバムってのは今まで経験がないですよ。


 全体的に物悲しさが漂っています(暗いという意味ではない)。訳も分からずに感動して涙が自然と溢れてきそうな感情が沸き起こるんです。私にとって特別な「何か」がこのアルバムには潜んでいます。


 ただ残念なことに、これほどの感動を感じ取ってしまう人は少ないようです。普通の地味なアルバムと言われればそれまでかもしれません。まぁ音楽ってそれだから面白いんでしょうね。いいんですよ。自分だけが分かって、自分だけが熱くなれれば。それ以上のものを求めるつもりはありません。自分の本当の宝物ですから。そうはいってもやはり熱烈CD化希望です!!!!!


 ではでは、30万ヒットに向けて、みなさんこれからもぜひご贔屓にね!