addsomemusic2005-02-18



 久しぶりにVAN DYKE PARKSの1968年リリースの1st『SONG CYCLE』を聴いてます。これは本当に好きなアルバムですね。どれくらい好きかと言われれば、自分のHPのアドレスに~songcycleと入れてしまうくらい好きだったりします。一応ヴァン・ダイク・パークスの真髄は『DISCOVER AMERICA』にあると常々声を大にして言ってるんですが、改めて聴くとやはりこのアルバムの素晴らしさには脱帽するしかありません。これこそ私にとって最高のサイケなアルバムです。


 初めて聴いたのは高校生の時。はっぴいえんどの「さよならアメリカさよならニッポン」のクレジットを見て興味を持ったわけですよ。当時、中古屋で格安の廉価盤のアナログを買おうとしたら、お店の店長が「高校生がそんな変なの買うな!」と言われたのは今となってはいい思い出。


 初めて聴いた時は「変なアルバムだな〜」という感想でしたねぇ。どこからどこまでが1曲なのかが分からない(笑)。まぁ今でも理解していないのかもしれませんが、めくるめくマテリアル・ワールドでまさに音の万華鏡のような複雑なんだけどポップなんですよね。まさに天才のなせる業だと思います。


 案外知らない人も多いようなんですが、このCDのUK盤には1曲ボーナス・トラックが収録されています。1970年のシングル・オンリーだった「THE EAGLE AND ME」が収録されてるんですよね。この曲聴きたさにCD買い換えましたから(笑)。ちなみに『DISCOVER AMERICA』には「OUT ON THE ROLLING SEA WHERE JESUS SPEAKS TO ME」というやたら長いタイトルで「THE EAGLE AND ME」のB面曲がボーナスで収録。更に『CLANG OF THE YANKEE REAPER』には「AMAZING GRACE」が2バージョン、ボーナスで収録されてますのでUS盤や日本盤CDを持っている方は買い換えましょうね(笑)。

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