addsomemusic2005-03-22



 先日keiさんのブログでジョン・ミラーが取り上げられてたんで、ちょっとコバンザメ。


 いま聴いてるのは1974年リリースの『LET'S GO RIDING』。でも録音されたのが1971年なんで実質的にはジョン・ミラーのソロとしてのファースト・レコーディングですね。ジョン・ミラーはCOUNTRY COOKINGのメンバーとしてアルバムを2枚残してます。でもそこではベースを弾いていたしかなり地味な印象。彼のソロはどれもフィンガー・ピッキングによる渋い弾き語り系の音が多いですよね。フォーク、ブルーズ、カントリー、ブルーグラスといった音がベースになっていてどれも小粋で渋い演奏や歌を聴かせてくれてます。


 この『LET'S GO RIDING』はジャケに「COUNTRY BLUES AND OLD TIME MUSIC」と書かれてるように、A面はフィンガーピッキングによるブルーズ・サイドでB面ではバンジョーを弾いてヒルビリーやカントリーといったオールド・タイム・ミュージックを聴かせてくれるオールド・タイム・サイドとなってます。ゲストにラス・バレンバーグや妹のホーピー・ミラーも参加してるし、とても聴き所の多い素敵なアルバムだと思いますね。


 ジョン・ミラーといえば『BIDING MY TIME』や『SAFE SWEET HOME』がよく取り上げられてるようだけど、このアルバムもそれらに甲乙つけられないほど良いアルバムなんで、先に挙げた2枚がお好きな方はぜひ聴いてみてください。なんてったって日本はジョン・ミラーのアルバムが全てCDで聴ける貴重な国なんですから(笑)。


 時々自分でも思うんだけど、昨日の日記とのギャップが大きすぎ(笑)。