addsomemusic2005-04-14



 昨日の日記に続いて今日もボブ・ディランでも。1965年にリリースされた『BRINGING IT ALL BACK HOME』は個人的にかなり好きなアルバムです。それまでのアルバムはアコギの弾き語りによるフォーク・アルバムでしたが、このアルバムからアコギをエレキに持ち替えて激しくロックなディランと化しています。


 A面がロック・サイドでB面は従来で聴けたようなアコーステック・サイドといったところか。ただしB面のフォーク・スタイルなディランもやっぱりロックしてますね。曲の粒も揃っていて本当に名盤の名に恥じないと思います。アルバム単位でいえば『追憶のハイウェイ61』よりも好きだったりしてます。


 この頃のディランの動く映像として『DON'T LOOK BACK』がありますが、ここでのディランが死ぬほどカッコイイんですよね。この映像を始めてみたときは鳥肌たっちゃって、なんかめちゃ憧れちゃいました(笑)。「SUBTERRANEAN HOMESICK BLUSE』のプロモも収録されてるんですが、この時代にプロモを作っていたということに驚きますが、そこでのディランがまたカッコイイんだ。1965年にしてすでにラップの原型を感じ取れます。


 ・・・ここまで書いてて「どこがジョン・セバスチャンの細道やねん!」ってツッコミが入りそうだな(笑)


 この『BRINGING IT ALL BACK HOME』にはJOHN SEBASTIANのクレジットがちゃんとあります。このアルバムは1965年3月のリリースだから録音は64年の末あたりか、65年初頭か?どちらにしてもまだラヴィン・スプーンフルでのデビュー前ということになりますね。当時ジョン・セバスチャングリニッジビレッジを活動の拠点にしていたんで当然ディランとの接点もあったはず。


 ただよく分からないのがジョン・セバスチャンはなんとベースで参加しているんですよね。コーラスでもハーモニカでも、ましてギターでもない・・・。本当にジョン・セバスチャン?聴いてみてもジョン・セバスチャンのベース・プレイなんてよく分からないし(笑)。まさか同姓同名?なんてことまで思ってしまいます。詳しい方フォローよろしく!


 さて、今日の日記のどこがジョン・セバスチャンの細道だったんだろ。まぁある意味、細道には違いないか(笑)。