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　なんとなくジャケ買いな1枚でも。

　THE BAREFOOT MANの『SINGS FOU YOU』で1972年のリリース。このTHE BAREFOOT MANが何者かは全く知りませんがジャケに映ってる男でございます。ジャケにはカップルの写真なんだけど、デュオとかではなくソロで、割りとオーソドックスなSSWスタイル。フォーク、カントリー、ラテンっぽい雰囲気の曲もあり悪くはないね。ただ「おっ！」と言えるような決定的な楽曲が1曲は欲しかったなぁ。

　ジャケが素敵すぎ。海辺をカップルで手をつないで歩く・・・なんて自分の記憶の中では、こんな経験はなかったなぁ。男はギターなんぞ抱えてるわけだから、この後に砂浜にでも座るか、岩場にでも腰掛けて、青く美しい海をバックに甘いラブ・ソングを弾き語りで彼女に囁きかけるように歌うのでしょうか？

　羨ましいようでもあり、かなり恥ずかしいシチュエーションでもあるな（笑）。今時、ドラマでもありえないようなこんな恥ずかしいシチュエーションを実体験した人っているんでしょうかね？