addsomemusic2005-05-31



 いろいろ頂き物やら、自分で買ったレコとかたくさんあって1枚をじっくり聴き込むってことが少なくなりましたね。たくさんのアルバムを聴いてるわけだから、それはそれで嬉しいんだけど、ちょっと悲しくもある。複雑なもんだ。だから時折、昔に買ったレコでも聴いてあげないとバチがあたるような気がするわけです。で、昔買ったレコといってもたくさんあるわけだから、何を思ってそのレコをチョイスするのか?よそのHPやブログで取り上げられたりしたら、つい聴きたくなっちゃう場合が多いよね。そんな機会を逃したら次にいつ聴くのか分からないんで、そんな時は必ず聴いてあげるようにしています。


 としひこさんのところでTHE STONE PONEYSのアルバムが取り上げられてたんで、久々にレコ棚から取り出してみました。『EVERGREEN』と題された2枚目。何年のリリースかよく知らないけど60年代後半だと思います。


 THE STONE PONEYSといっても知らない人が多いかもしれませんが、ボーカルがリンダ・ロンシュタットと聴けば、興味を持たれる方も多いかも。70年代にヒットを連発していたし、イーグルス好きにもお馴染みですよね。とてもキョートなリンダちゃんですが、このアルバムのジャケもキュートすぎます。


 3枚目ではTHE STONE PONEYSという名前と共にLINDA RONSTADTと大きくジャケに書かれてて、写真もリンダ・ロンシュタットひとりが映ってました。それを思うと2ndでは、かろうじて他のメンバー二人もジャケに映ってて、一応バンドなんだな・・・と(笑)。


 内容はカントリー・ロック&フォーク・ロックといったところでしょうか。メンバーでギターを担当しているのがROBERT KIMMELなんですが、個人的にはこれが嬉しい。この後、私の大好きなTHE FLOATING HOUSE BANDを結成していますから。


 オリジナルのデキがなかなか良いし、アルバム・タイトル曲はシタールも鳴り響くラーガ調。マイク・ネスミスの「DIFFERENT DRUM」はカントリー調で、ベストトラックの1曲。ヒットもしたはず。「BACK ON THE STREET AGAIN」「TOYS IN TIME」といった小品がなぜか好きだったりします。とにかく彼女のボーカルが本当に素敵ですよね。


 久しぶりに聴いたら本当に良かった。このままリンダちゃんのソロに突入しよう(笑)