addsomemusic2005-06-04



 今日は広島のお祭りに行ってきました。奥さんと、奥さんの妹に連れられて行ってきたんですが、20代のうら若き女性(ひとりは奥さんだけど)に挟まれて町を練り歩くのも30を過ぎた男にってはちょっと照れくさいような。でもやっぱり、まんざら悪い気もしないわけで(笑)。


 「とうかさん」というお祭りで、別名「浴衣祭り」と言われてるくらいに、この祭りで浴衣の着始めとなるそうです。そんなわけで、周りには浴衣を着た女の子がたくさんいるわけで、浴衣姿ってのも悪くないな〜ってあっちキョロキョロこっちキョロキョロとスケベ親父化しておりました。


 浴衣を着てるのはやっぱり高校生くらいが多いんですよね。ただ見てて思うのは、最近の高校生ってなんであんなに化粧が濃いんだろ〜ってね。目の周りなんか、「それマジック?」って思うほど黒く塗ってるし。「それじゃまるでパンダだよ」って心の中で呟いてました。せっかく若くてキレイな肌してんのに、今からそんなに厚化粧でどうするんでしょうね。とにかく浴衣に厚化粧は似合いませんな。あと浴衣に携帯とタバコも似合わない。いくら浴衣姿とはいえ、そんな女なら連れて歩きたくないなぁ。奥さんと妹で良かった(笑)。


 さて、長い前置きとは全く関係ない音楽の話でも(笑)。久しぶりに70年代の古い邦楽なんぞ聴いています。赤い鳥の1971年リリース『RED BIRDS』なんですが、これは先日リサイクル・ショップで購入した1枚。赤い鳥自体に興味はなかったんだけど、洋楽のカバー中心の選曲とサイケなジャケが気になって買ってしまいました。


 赤い鳥といえば「翼をください」ですかね?教科書にも載ってたし、サッカー好きには大切な曲なのかもしれませんが。後に紙ふうせんハイファイセットに分裂しています。今回の『RED BIRDS』に「翼をください」は収録されてません。日本語によるオリジナルは3曲だけで、他は全てフォークを中心とした洋楽のカバーばかり。これが予想以上に素晴らしかった。


 「コンドルは飛んでいく」「ビートでジャンプ」「明日に架ける橋」「青春の光と影」「悲しみのジェット・プレーン」「レット・イット・ビー」・・・といった超有名曲ばかり。まぁこれが録音された当時におけるここ数年のヒット曲集といったところで、なんのヒネリもない選曲ですが、当時の洋楽事情や一般受けするアルバムにするためにはまぁ妥当な選曲なのかもしれませんね。


 ひとことで言ってしまえば「ソフト・ロック」でした。男女混声のボーカル・グループとしては当時ズバ抜けた存在じゃなかったのでしょうか?リアルタイムで詳しい方、教えてください。これらのカバー曲での素晴らしいコーラス&ハーモニーは当時の欧米でのそれ系のグループに全くヒケをとるようなものではないと思いましたよ。


 個人的なベストトラックはジミー・ウェッブの手による「UP, UP AND AWAY」ですね。この曲は「ビートでジャンプ」なんて訳分かんない邦題が付いてたりしてますが、フィフス・ディメンションで有名な曲ですね。単純に好きな曲だということもあるんだけど、ここでのコーラス・ワークは本当に素敵です。