addsomemusic2005-06-26



 osamuswingさんのブログにアンダース&ポンシアのことが書かれてたんで、急に聴きたくなって取り出してきました。そんなわけでただいまのBGMは1969年リリースの『THE ANDERS & PONCIA ALUBUM』なり。


 アンダース&ポンシアは60年代から70年代にわたり数多くのヒット曲を世に送り出したソングライター・コンビ。もちろん彼ら自信も素敵な歌の数々を残してくれています。有名なのはTHE INNOCENSEとTHE TRADEWINDS名義でリリースされた2枚のアルバムかな。特にTHE TRADEWINDSの「NEW YOURK'S A LONELY TOWN」は60年代ポップスの名曲中の名曲で数多くのアーティストにカバーもされています。我が日本がが誇る山下達郎も「TOKYO'S A LONELY TOWN」とタイトルと歌詞を換えてカバーしていますね。このカバーがまた素晴らしい。


 ブッダ/カマストラを離れてリチャード・ペリーをプロデューサーに迎えて、ワーナーからリリースされたデュオ名義による『THE ANDERS & PONCIA ALUBUM』は本当に大好きな1枚。ちょっと、とっちらかった印象はあるんだけど、ビーチ・ボーイズを初めとしたポップス系のアルバムの中でも60年代末頃の作品の中では飛びぬけたデキだと思ってるんですが、いかがなもんでしょ?


 もともと素晴らしいソングライター・コンビだっただけに、楽曲の良さが目立ちますね。割とロック色の濃い曲や、ブルーアイド・ソウルな曲もありますが、基本はポップス&ロック=ポップン・ロールって感じでしょう。そんな言葉があるのかどうかは知らないけど、そんな感じでとても軽快で気持ちのよい楽曲ばかりなんですよね。ライ・クーダーボトルネックで参加してるのもポイント高いですしね。だけど、あまり取り上げられることがないのが悲しいんですよね。本当に素敵なアルバムです。乞うCD化!