addsomemusic2005-06-27



 遂にCHUCK & MARY PERRINの3rdがCD化されました!彼らの激レアな1stと2ndがカップリングされ『THE LAST WORD』としてCD化された記憶も新しいうちに、残された『LIFE IS A STREAM』のCD化。それも10曲ものボーナストラック付きとは!これはもう拍手喝采ですね。『THE LAST WORD』がリリースされた時も歓喜して、絶賛しまくったけど、この3rdも絶賛でございます。アナログ持ってるんだけどCDも買っちゃいました。


 自主盤フォークの名盤と断言できる1stや2ndと違いメジャーでの録音ということで、音作りはしっかりしています。自主盤ならではの空気感は薄れましたが、普通のSSW好きにはこの3rdの音のほうがしっくりくるのかもしれません。どれが良いとか悪いとか言うつもりもないし、3枚のアルバム全てが名盤だと思っているんで、CD化されたこの機会にぜひ聴いて欲しい1枚ですね。


 興味のない方にはただのフォークって感じなんだろうなぁ。でもCHUCK PERRINの美しいボーカルには震えるような感動があります。MARY PERRINのほうはちょっとボーカル力は弱いけど、それを補って余りあるし、兄妹デュオという形態が美しさを際立ててるのも事実なんですよね。再録された曲も何曲かあるんだけど、ストリングス・バージョンといった趣の「BYE BYE BILLY」など聴きどころでもありますね。


 ウルトラ激レアな1stや2ndには及ばないけど、この3rdもけっこうなレア盤です。CD化されて容易に買える時にぜひ買っておいたほうが良いですよ。ただしSSW〜フォーク嫌いにはオススメしませんが(笑)。