addsomemusic2005-07-07



 先月だったか、SHILOHの1970年にリリースされた唯一のアルバム『SHILOH』のCDを購入しました。こんなレア盤がCD化されるなんて本当に嬉しいですよね。ずいぶん欲しくてアナログを買おうか悩んでいたんですが、状態の良いものはかなり高価なためいままで躊躇しておりました。でもよく考えるとなぜいまだにCD化されてなかったんだろう?って感じがします。


 SHILOHといわれてもピンとこない方も多いでしょうが、メンバーにはあのイーグルスでお馴染みのドン・ヘンリーが在籍していました。この事実だけで、世のイーグルス・ファンが必死に中古レコードの価格を吊り上げてくれてるんじゃないか?と疑いたくもなるんですが、内容のほうも悪いもんではないんで、イーグルス関連というだけでレア盤になっているというわけではないんでしょうね。サウンドは簡単に言ってしまえばカントリー・ロックです。特にドン・ヘンリーがボーカルを取る「I'M GONE」なんて後のイーグルスを彷彿させてくれますね。


 もちろん万人にオススメするような名盤ではないと思います。悪いアルバムではないんだけど、「惜しい!」って感じなんですよね(笑)。個人的にはじゅうぶん満足できる内容なんだけど、これよりも素晴らしいカントリー・ロックがゴマンとありますから。でもCDで買える時に買っておいたほうが良いと思いますよ。なにせこのCDはオーストラリア盤ですから。本国アメリカではなくオーストラリアでのリイシューのようです。盤起こしかな?でも音質はクリアで悪くないですよ。


 イーグルス関連のレア盤といえばもう1枚、LONGBRUNCH/PENNYWHISTLEがありますよね。長い名前ですが、こちらはグレン・フライJ.D.サウザーのデュオ・アルバム。1969年リリースでもちろん未CD化。でもSHILOHもCD化されたことだし、このLONGBRUNCH/PENNYWHISTLEもSHILOHと同じAMOSレーベルなわけだからきっと近いうちにオーストラリアでCD化されるのでは?と思っています(笑)。