addsomemusic2005-07-08



 昨日なんとなくドラマ「電車男」を見てました。ドラマのほうはまぁ面白いかな・・・といった程度ですが、ドラマのエンディングをサンボマスターが歌っているのが面白かった。


 私にとってサンボマスターは『新しき日本語ロックの道と光』を聴いた時に衝撃を受けて、それ以来気に留めていた数少ない日本のロック・バンドだったりします。いまでこそ、CDはレンタルだったりして熱心に聴いてるわけではないですいが、もし私が高校生の時にサンボマスターに出会っていたら絶対にハマっていた自信があります(笑)。


 私が高校生の時はバンド・ブームで、数え切れないくらいのロック・バンドがいましたが、衝撃を受けたバンドは皆無だったなぁ。だから高校生の時は黙々と70年代アメリカン・ロックを聴いていました。


 サンボマスターはとてもロック・バンドとは思えないようなルックスがある意味で今風ですね。ボーカルなんてほとんどカンニングの竹山だぞ。歌もほとんど呂律が回らなくてがなってるだけって感じです。歌詞も日本語に重点を置いてるんですが、これが青臭い。全てにおいて「ダサイ」という言葉が一番しっくりきます。でもね、そのダサさがカッコイイんですよ。まさにダサ・カコイイの極み的な存在ですね。


 今のところの最新アルバムの『サンボマスターは君に語りかける』は最高ですね。1st以上に曲の良さが際立ちます。といってもどの曲もワンパターンで同じなんですけどね(笑)。「美しき人間の日々」の歌詞の青臭さは聴くに耐えがたいけど、これはまさに名曲だと感じました。


 早川義夫は『かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう』と歌ったけど、サンボマスターはまさに『かっこ悪いことはなんてかっこいいんだろう』といった感じですね。けっこう惚れてます。


 えっ?意外ですか?結構こんなのも好きで聴いています。