addsomemusic2005-07-12



 昨日に引き続き「3枚選ぶシリーズ」でも。今回はボブ・ディラン。彼もまた長い活動歴で、もう40年以上も現役で活躍しているし、積極的にライブやアルバムのリリースも続けており本当にスゴイとしか言いようがないですよね。いままでリリースしたアルバムの数も尋常ではない枚数になってます。


 いくら3枚シリーズといってもディランをたったの3枚しか選べないというのはツライ。だってディランは本当に好きで、特に大学生の頃はディランこそが私の音楽の神様でしたから。さすがに「好きなアルバムは全部」というほど盲目ではないですが、それでも好きなアルバムは簡単に10枚くらいになってしまいます。まぁそれでも特によく聴くアルバムを強引に選んでみました。


 『BRINGING IT ALL BACK HOME』(1965)
 『JOHN WESLEY HARDING』(1968)
 『BLOOD ON THE TRACKS』(1975)


 う〜ん、やっぱりたったの3枚じゃ不満だぞ。なにせ死ぬほど好きな『THE BASEMENT TAPES』がないじゃないですか!・・・さすがにディランのアルバムは枚数多いんでディラン&ザ・バンド名義だから除外しましたが、もちろん選んだ3枚と甲乙付けられないくらい好きです。どうやってもこの4枚から絞れなかったんで、強引に除外対象にしたんですよね(笑)。


 昨日と同じで好きな理由なんてありません。ただなんとなくです。といってもこの3枚が今でも繰り返し聴く回数が多いアルバムなんですよね。単純に好きな曲が多いだけのことなんでしょう。


 名盤『HIGHWAY 61 REVISITED』も捨てがたかった。初めて聴いたディランのアルバムだし、それに「LIKE A ROLLING STONE」は今でも最もかっこよいロックの名曲だと思ってますから。「TOMBSTONE BLUES」とかも鳥肌が立ちますよね。あと『BLONDE ON BLONDE』も大好きです。収録された全ての曲がロックで最初から最後までシビレっぱなしだもんなぁ。「〜MEMPHIS BLUES AGAIN」は個人的なベストトラック。


 そんな歴史的名盤2枚を差し置いてなぜか選んでる『JOHN WESLEY HARDING』(笑)。昔から日記等で『JOHN WESLEY HARDING』好きは公言しているものの、世間的には非常に地味な1枚。アコースティック中心の音でシンプルなサウンドが全編を包んでいますが、初期のフォーク期の作品と違いあきらかにロックです。ジミヘンもカバーした「ALL ALONG THE WATCHTOWER」とか名曲多し。