addsomemusic2005-09-22



 以前に「ニール・ヤングの3枚」でニール・ヤングの好きなアルバム3枚をピックアップしたことがあるけど、一番好きなアルバムは大昔から決まっています。即決で答えられるんですが1970年リリースの『AFTER THE GOLD RUSH』ということになりますね。


 ニール・ヤングのアルバムとしてはアコースティック寄りの音が多く地味な印象を持たれるかもしれません。でもねぇ、いい曲ばっかりなんだよなぁ。単純に私のツボにハマる曲が多いんで一番好きなアルバムの座に居座ってるんですけどね。


 ロック派な方には「SOUTHERN MAN」の収録しているアルバムとして認知されてるのかもしれませんが、個人的にはこの曲には何の魅力も感じません。ピュアで瑞々しさが滴るような頭の3曲の素晴らしさに震えがくるなぁ。ピアノの弾き語りのアルバム・タイトル曲なんて本当にグッとくるし、「ONLY LOVE CAN BREAK YOUR HEART」は文句なく名曲だと思ってます。


 そんな素敵な楽曲が占めるこのアルバムで、最高の名曲といえるのが「BIRDS」だと思います。数あるニール・ヤングの名曲の中でも個人的に3本の指にはいるくらい好きな曲。演奏はピアノの弾き語りというシンプルなものに、コーラスが入るという程度。3分にも満たない小品なんだけど本当に染みます。


 リンダ・ロンシュタットのカバーも良いけど、実はCDリイシューで注目されてるCHUCK & MARY PERRINが超素晴らしいカバーをしていたりなんかしてます(未発表)。