addsomemusic2005-11-06



 毎週日曜は「人に歴史あり」として自分の過去を振り返っております(笑)。でもけっこう記憶が定かでない部分も多いんで間違いがあっても指摘しないでね。あと、飽きっぽい性格なんで次回があるとは限りません(笑)。


 よく小学生の頃から洋楽を聴いていたとか、はじめて買ったレコがロックのレコードだったとか聞くことがありますが、そのたびに「スゴイな〜」と感心しちゃうわけです。私は音楽に関しては奥手だったほうで、まともに音楽を聴き始めたのは中学に入ってから。まして小学生の頃なんて「音楽=テレビで見る」というものだったんですよね。だから当時好きで聴いていた(テレビで見ていた)のはヒット歌謡曲オンリーでした。


 はじめて買ったレコードは記憶が間違ってなければ1981年のことでした。それ以前にアニメのレコードとか親に買ってもらった記憶もありますが、自分の小遣い(いくらだったんだろ?)を貯めて買ったとなると間違いはないと思います。


 なんとそのレコはザ・ぼんちの「恋のぼんちシート」でした。当時は空前の漫才ブーム(今もかな?)。テレビを付ければお笑いをやっていましたからねぇ。小学生の私は大のお笑い好きでテレビを食い入るように見ては笑い転げてました。いまでもお笑い番組は大好きなんで、小学生の頃から変化していないようですね(笑)


 ザ・ぼんちは当時かなりの人気でした。まぁ人気が出るとレコードが出るのは世の常ですな。当時の彼らのネタだった「そうなんですよ川崎さん」とかを歌にしちゃったわけだ。当時の私は元ネタなんて知らず、何も理解もしていないまま喜んで見てたなぁ。なんでだろ?(笑)


 当時は知る由もなかったですが、この曲は作詞作曲が近田春夫、編曲が鈴木慶一、演奏がムーンライダーズというシロモノでした。当時はこんな人たちもいろんな仕事をしていたんですね。エンケンだってツービートの曲を書いてたくらいだからなぁ。


 これも当時は全然知りもしなかったけど、この「恋のぼんちシート」は思いっきりパクリらしいですね。いや、パクリというよりも盗作といったほうが近いようです。元ネタはザ・ターツの「ダディ・クール」らしいですが聴いたことがないので分かりません。当時オールナイトニッポンビートたけしに「パクリだろ!」とつっこまれて、近田春夫は「悪いか!」と開き直ったそうです(笑)。タイトルはジューシーフルーツの「恋のベンチシート」からかな。